仮ビザと就職活動
久しぶりのアップデートです。
ただの怠慢で滞っていました…こんなしがない私のブログを読んでいてくださる方がいるなんて、嬉しい限りです。。。
無事、7月に仮ビザが発行され、この国で働くことができるようになりました。
ただ、来年の1月までは国外に出ることが許されないとのこと(一般的に仮ビザ発行から6ヶ月)。ちなみにこの国を出たのがバレたら、日本かベルギーに強制送還され、ビザ手続きも完全にストップするそうです。
日本の鮨、焼鳥が食べたい…美味しいラーメンも…日本のヘアサロンにも行きたい…
ということで、おとなしく国内にとどまり、就職活動にいそしみながら、南部にハイキングに出かけたり、夏は友達とバーベキューしたり…ベルギーを満喫(?)しました。
ベルギーのベニス・Bruggeに遊びに行ったり…
近くの川や海に泳ぎに行ったり
Ninglispoにハイキングに行ったり…
国外に出られないせいか、遊びが自然よりですね…
幸い、今までの経験を活かして遠隔で日本のお仕事をしているのですが、やはりこの国で生きていく以上、この国で働く努力をしなければ…と日本企業やグローバル企業を中心に応募してきました。
外資で働いていたので英語は話せるのですが、それだけでは何ともならんというのが結論です。
確かに、人事からしてみれば、他の候補者は英語、フランス語、オランダ語が話せて、ヨーロッパのビジネス文化も知っているのですから、英語なんて何のアドバンテッジにもならないのです。悲しいかな、ないよりマシ程度でしょうか。
そこに経験があるとプラスになるのですが、私の経験してきた職種は社内外との接触が多く、話すことがお仕事。求人票を見ても、オランダ語、フランス語、英語が求められるポジション。
英語がアドバンテッジではないとすれば、何がアドバンテッジなのかと悩んでいた矢先、ベルギー人の友人がとても素敵なアドバイスをくれたのです。
彼は、ファッションデザイナーでありながら金融業界のエリート(そしてタトゥーいっぱい)でもある、面白い経歴の持ち主なのですが、
「君の強みは日本人であり、日本のビジネスを知っているという事。また、この国よりも規模の大きい国の大都市でビジネスを経験してきたということ。自分の国籍を弱みとして捉えるんじゃなくて、強みと考えたほうがいい」
色々な人がアドバイスをくれるのですが、彼のアドバイスは心の琴線に思いっきり響き、なんだか泣きそうになりました。
「人の言葉が心の琴線にふれるということは、その人が変わろうとしている時なのよ」と、2ヶ月留学したときに住んでいた寮のカフェのおばさんの言葉を同時に思い出しました。
英語しかできず、マイノリティーであることに少し卑屈になっていた自分に気付くことができました。
友人のアドバイスを無駄にしないように、心を入れ替えて語学学校と就職活動、もっと貪欲にがんばろうと思います!