ベルギーうたかたの記

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく…

硬水との戦 -ヘアケア編-

ベルギーにはちょくちょく旅行できていただけだったので、気付かなかったのですが、移住してみて気付く、"硬水"の手ごわさ。
 住んで2週間で髪の指どおりは悪くなり、肌はカサカサ。
 日本では、湯シャン+F organicsのトリートメント、お湯で顔を洗ってワセリンのみ(宇津木式スキンケア)で十分だった私には衝撃でした。

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↑日本で使っていたF organicsのトリートメント

硬水を中和するために酢を入れて髪を洗ったりしましたが、いまいち改善せず。それどころか、長い間全幅の信頼を置いていたJapanメイドのF organics(エッフェ オーガニックス)のトリートメントも、こちらでは硬水に対応できず…
インド系の美人さんのベリーショートを見て、一層一思いにやってしまった方が楽だと思いながら、すんでのところで"骨格違うぞ、島民族"ということに気付き、思いとどまるなど悶々とする日々。
 
色々な海外在住女性のブログをネットサーフィンし、パンはパン屋、肉は肉屋のこの国でヘアケアアイテムはヘアサロンだと、ヘアオイルで使用していたケラスターゼを購入しにヘアサロンへ。(高いので迷いましたが、背に腹は変えられません)
なんとその道中に運命の出会いを果します。
零下の気温に耐えられずに何の気なしに入った薬局で、フランスのオーガニックブランドのシャンプーとトリートメントに目が留まります。
量もたっぷりで値段は2つで3000円台だったかと。
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“KLORANE”のDesert dates(ドライ&ダメージヘア用)
 
あとで調べたのですが、原料に非常にこだわっているブランドで、マンゴーやパピルスなど、様々なニーズに合わせた商品を出しているようです。
 
帰って即使ってみると、髪が生き返りました。指通りもツヤも、日本にいたときと同じ。やはり、硬水に対応している現地のシャンプーを使った方がいいですね。
(日本のものだと、硬水で洗い落としにくく毛穴に石鹸カスとして残ってしまうそうです)
ただし、こちらで洗髪は毎日しないこと。2-3日に1回の洗髪に留めておくことをお勧めします。本当かどうか確かめていませんが、こちらの女性は毎日洗髪しないことが美髪の秘訣なんだとか。確かに、この乾燥した気候と気温であれば納得できる話です。
はじめは毎日の洗髪に皮脂の分泌が慣れているので、ベタつきが気になるかと思います。そんな方には、薬局やコスメショップで簡単に手に入るドライシャンプーをおすすめします。
ドライシャンプーとは https://blair.jp/170913-dry-shampoo
 
色々書きましたが、体に直接関係する美容については、個々の髪質や肌のタイプによりますので、自分に合ったケアを探すことをお勧めします。
※あくまで個人の所感ですし、私に偶然合った商品でした※
私の日本人の友人の中には、ヨーロッパの硬水が自分の髪質に合っていて、日本にいる時より美髪が保てたという話も聞きます。もちろん彼女は、ランダムに選んだ現地のシャンプーを使用していました。
こればかりは人それぞれですね。
何はともあれ、髪と硬水の乱には決着がついたので、次回はスキンケアについて書きたいと思います。