ベルギーうたかたの記

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく…

遠距離恋愛から現在に至るまで

遠距離を終えて思うのは、相手への感謝しかないという事。
そして、自分お疲れ!その短気、せっかちな気質でよくもったな!の一言笑
 
私はもともと「身体の距離は、心の距離」という考えだったので、遠距離恋愛なんてあり得ない人間でした。そんな私が約10000km、8時間の時差がある遠距離恋愛をしたのは奇跡に近い笑
 
関係がスタートした時から遠距離の2年間、不安でしたし、醜い喧嘩(私が持ち前の短気を存分に発揮することが多々…)もたくさんしました。
 
彼が休みがを取りにくい日本の会社文化を理解し、日本に来る努力をしてくれた事(2-3ヶ月に1回は会っていましたし、連絡もほぼ毎日)。
また文化、考え方の違いで喧嘩になり、何時間も話し合った末平行線でも、お互いに諦めなかった事で今があると思います。
また、相手が信頼できる人で、私の事も信頼してくれたことも遠距離恋愛を乗り越えられた大きな要因です。
 
 

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↑普段は何気ない日常の写真をシェア。変顔とかたまに。

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↑お互いの中間地点で会おうと言って、アメリカ旅行したときに見た私の友...アシカやトドの群れ

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↑会うときは、共に美味いものを好きな人たちと食す!
 
 
こっちに来たのも、ひざまずき手を取って、「来てくれないか」という申し出があったわけでもありません(あったと言いたい、が私が大体せっかちに決断するので)。
私が自分自身が遠距離を元々長くできるタイプではないと分かっていたので、期限を2年と仕切り、どっちがどっちに行くのか経済的なこと、互いの家族構成などを考えて、時に喧嘩しながら、長い間話し合いながら決めました。
 
結婚ではなく、現在同居ビザの申請中ですが、申請書類は子供ができたらどうだの、財産がどうだの法律的なこともしっかり書いてあり、ただ単に同居する以上の意味が同居ビザにはあるんだなと痛感しました。
 
 
今とても幸せですが、恋愛、結婚に関する考え方がとても自由な国ですので、何か起きた時に自分の身を自分で立てられないとダメですし、女性も男性同様に働く事が当然の国です。英語は通じますが、家族・友達同士の会話に入っていくにはオランダ語が話せたほうがいいので、語学学校にも通う予定です。
 
貯金も少し(笑)しましたし、仕事ができるように色々と情報を集めましたが、彼の国ですので頭が上がらない位助けてもらっています。
道半ばで、まだまだ始まったばかりですが、感謝と努力を忘れずにやっていこうと思います。
 
国際恋愛と聞こえはいいですが、乗り越えないといけない事が山積み(倍以上あると思う…)ですし、距離がある中連絡の頻度や会う回数もカップルで違うので不安もいっぱい。一緒に乗り越えないといけないことが多い分、パートナーとしての絆は強まりました。他人でありながら、早い段階で立ち入った話をする必要が出てくるので、コミュニケーションもかなりオープンになりました。
 
あくまでカップルの数だけ形があるので、正解がないのがしんどいですが、それは遠距離だろうが近かろうが、どこのカップル・夫婦も同じですよね。
 
我らは我らの形を楽しみながら、大変なこともありますが、ボチボチやっていきたいと思います。
 
  

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硬水との戦-顔面編-

#硬水 #海外生活 #スキンケア
前回は、ヘアケアについて書かせていただいたのですが、こちらに来てすぐ反応したのが、顔面(笑)!

 
宇津木式スキンケアのズボラさ合理的な手法に影響をうけて、
日本ではお湯で落ちる化粧品を使い、お湯で洗顔してワセリンを塗って終わりでした。
 
こちらでも同じようにぬるま湯で洗顔…が、お湯で落ちていたマスカラが落ちない、翌日なんか顔がカサカサし、しばらくすると顔面が軽石?っていうくらいカサカサがひどくなり、ヒリヒリとした痛みを感じるようになりました。
 
これも憎き硬水のせい。
どれだけこっちの水が硬いか色んなサイトを調べました←暇

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マヨルカの硬さ…
 
「日本にいたときと同じ様にやってたら、肌が死んじゃう…」
 
必死にネットサーフィンで、ヨーロッパ女性や海外生活をしている日本女性がどうしているのか調べたところ、ふき取り化粧水→クリームなどで保湿というのが一般的らしいということが分かってきました。クレンジングジェルで洗っている方もいらっしゃるようですが、お湯洗顔軽石化した私には少しハードルが高い。
 
さっそく近くの薬局に駆け込むとアジア系の方が出てきました。
早速、「ふき取り化粧水」と昔使ったことのある「Bioオイル」を所望。
「アイメイクも落ちるのでいいかしら」と出されたのがこれ↓

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海外在住の日本人の方のブログでもよく見かけたものです。
確かに、日本でポピュラーなクレンジングオイルはこちらではあまり見かけません。
 
出されたものを素直に使ってみることに。
(他にも、日本でも見かけるラッシュポゼのクレンジングクリームもよさそうなので次回トライしようと思います)
 
コットンに化粧水をたっぷりとってふき取り、Bioオイル→愛しの日本薬局白ワセリンというシンプルケア。しばらくして、肌は無事回復。
 
が、やはり気になるのは、「ふきとり化粧水で化粧や毛穴の汚れは本当に落ちているのか…」という点。疑心暗鬼な私はこっちに来てほぼベースメイクはしなくなり、ポイントメイクのみになりました。それでも、ちょっとお洒落したいときは、Etvosの石鹸で落ちるパウダーファンデを塗るのみ。
 
ただし、御呼ばれしたときやパーティーでガッツリメイクしたときに、ふき取り化粧水ではちと物足りない…やはりクレンジングジェルなどを試したほうがいいのか…。
 
スキンケアの乱はしばらく続きそうです...

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硬水との戦 -ヘアケア編-

ベルギーにはちょくちょく旅行できていただけだったので、気付かなかったのですが、移住してみて気付く、"硬水"の手ごわさ。
 住んで2週間で髪の指どおりは悪くなり、肌はカサカサ。
 日本では、湯シャン+F organicsのトリートメント、お湯で顔を洗ってワセリンのみ(宇津木式スキンケア)で十分だった私には衝撃でした。

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↑日本で使っていたF organicsのトリートメント

硬水を中和するために酢を入れて髪を洗ったりしましたが、いまいち改善せず。それどころか、長い間全幅の信頼を置いていたJapanメイドのF organics(エッフェ オーガニックス)のトリートメントも、こちらでは硬水に対応できず…
インド系の美人さんのベリーショートを見て、一層一思いにやってしまった方が楽だと思いながら、すんでのところで"骨格違うぞ、島民族"ということに気付き、思いとどまるなど悶々とする日々。
 
色々な海外在住女性のブログをネットサーフィンし、パンはパン屋、肉は肉屋のこの国でヘアケアアイテムはヘアサロンだと、ヘアオイルで使用していたケラスターゼを購入しにヘアサロンへ。(高いので迷いましたが、背に腹は変えられません)
なんとその道中に運命の出会いを果します。
零下の気温に耐えられずに何の気なしに入った薬局で、フランスのオーガニックブランドのシャンプーとトリートメントに目が留まります。
量もたっぷりで値段は2つで3000円台だったかと。
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“KLORANE”のDesert dates(ドライ&ダメージヘア用)
 
あとで調べたのですが、原料に非常にこだわっているブランドで、マンゴーやパピルスなど、様々なニーズに合わせた商品を出しているようです。
 
帰って即使ってみると、髪が生き返りました。指通りもツヤも、日本にいたときと同じ。やはり、硬水に対応している現地のシャンプーを使った方がいいですね。
(日本のものだと、硬水で洗い落としにくく毛穴に石鹸カスとして残ってしまうそうです)
ただし、こちらで洗髪は毎日しないこと。2-3日に1回の洗髪に留めておくことをお勧めします。本当かどうか確かめていませんが、こちらの女性は毎日洗髪しないことが美髪の秘訣なんだとか。確かに、この乾燥した気候と気温であれば納得できる話です。
はじめは毎日の洗髪に皮脂の分泌が慣れているので、ベタつきが気になるかと思います。そんな方には、薬局やコスメショップで簡単に手に入るドライシャンプーをおすすめします。
ドライシャンプーとは https://blair.jp/170913-dry-shampoo
 
色々書きましたが、体に直接関係する美容については、個々の髪質や肌のタイプによりますので、自分に合ったケアを探すことをお勧めします。
※あくまで個人の所感ですし、私に偶然合った商品でした※
私の日本人の友人の中には、ヨーロッパの硬水が自分の髪質に合っていて、日本にいる時より美髪が保てたという話も聞きます。もちろん彼女は、ランダムに選んだ現地のシャンプーを使用していました。
こればかりは人それぞれですね。
何はともあれ、髪と硬水の乱には決着がついたので、次回はスキンケアについて書きたいと思います。